活動報告

私たち東京武蔵野中央ロータリークラブは、さまざまな職業のメンバーが
その経験と知識を生かして社会奉仕活動や人道的活動に取り組んでいます。

「イニシエーションスピーチ」(2022/8/18)

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工藤浩二会員

近藤会員、杉山会員にご推薦をいただき、本年5月に入会した工藤です。本日は貴重な機会をいただきましたので、わたしのことを知っていただく機会になればと思います。スピーチは、①学生時代を中心に ②社会人としての30年 ③わたしの家族 ④ロータリーに入会して というストーリーでお話します。

①学生時代

長崎県多良見町の出身、両親のもと兄と妹の3人兄弟の次男です。わたしの幼稚園時代は、兄が隣に住む小学校高学年のガキ大将によくいじめられていて、兄をかばうため、ガキ大将に喧嘩を挑み、生傷を絶やすことがない子どもでした。両親はこのままではこの子は早死にするといって、おまじないとして多額の生命保険をわたしにかけていたそうです。

小学校、中学校時代は、勉強ができて、スポーツも万能で、野球でいえば、4番ピッチャー、学校では生徒会長、こんな感じでした。

高校時代は、普通科の新設高校の1期生で、すべことを自分たちで創る生活でした。

3年間バスケ部主将となり、3年間日本一を目指して活動しました。私が卒業した次の年には後輩たちが長崎県で1点差負けの準優勝でしたので、取り組んできたことに間違いはなかったと思います。

大学時代には、新たなスポーツにチャレンジしようとアメフトを始めました。ポジションはラインバッカーで、総部員は約120名でしたが、1年生の時からレギュラーで秋のリーグ戦に出場していましたが、試合中に右足首を複雑骨折してしまいました。復帰のためのウエイトトレーニングをしていた際、ウエイトトレーニングの魅力に惹かれ、パワーリフティングという競技を行うクラブを創部しました。クラブの目標は、○日本一のクラブになれ ○チャンスがあれば世界を目指せ ○地域に愛されるクラブ活動をせよ この3つの目標を掲げて活動しました。わたし個人としては、当時75キロ級で学生日本一を狙える立ち位置で競技をしていました。

創部して約30年になりますが、大学日本一には10回以上達成し、述べ50名以上の選手を世界大会におくっています。地域活動では、部員は50名以上で人手はありましたので、溝掃除、海岸清掃などに積極的に参加し、町や村の夏祭り、秋祭りにも大勢で参加しました。わたしの当時の真の目的は、イベント後の懇親会会場で募金を集めることでした。世界大会出場経費を賄うため、1回のボランティアで数十万円を集めることもありました。

②社会人時代

銀行に入行してさまざまな経験をしてきました。支店、人事部研修所、法人営業、広報部(マスコミ対応)、住友G広報委員会、社会文化事業室、業務統括部では新規ビジネスの立ち上げ、他社との資本提携、業務提携などの企画担当、支店の予算・評価を行う旗振り部署、支店長としては12年目になります。

その中でも広報部時代のマスコミ対応の経験は、華々しい前向きな広報対応ではなく、どちらかというとリスク管理がミッションで、わたし自身を大きく成長させてくれました。

③わたしの家族

わたしが最も尊敬しているのは、昭和15年生まれで現在82歳の父です。会社の経営者でしたが、数年前に引退しています。マラソンが趣味で、ハーフマラソンは今でも2時間を切るタイムで走ってきます。コロナの前までは毎年一緒に東京マラソンを走っていました。親元を離れて34年、いまこうして元気に生活できているのは両親のおかげです。特に父は超えることができない存在ですが、わたしも52歳になりましたので、父を超える存在になりたいと思います。

④ロータリーについて

若手とベテランが融合した活動は、ロータリーに限らず、現代社会の課題だと思います。自分に何ができるのか、何をしたいのか、武蔵野中央ロータリーに入会したことをきっかけに、しっかり考えて具体的に行動していこうと考えています。引き続きよろしくお願い申し上げます。