「ロータリー希望の風奨学金について」(2022/9/29)
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地区ロータリー希望の風支援委員会委員長 須藤 仁さん
【希望の風概要】
「ロータリー希望の風奨学金」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災で両親または片親を亡くした子どもたちに、大学や短期大学、専門学校への進学をあきらめないでほしいという思いから生まれました。震災直後に日本国内のロータリアンから寄せられた支援金は、緊急支援やさまざまな復旧・復興活動に活用されましたが、その一部約3億円を当初の資金に、未来を担う子どもたちへの支援として、奨学金を支給することとなりました。運営はロータリー東日本大震災青少年支援連絡協議会で、国内34地区のうち10地区が参加してスタートしましたが、その後参加地区が増え、現在では地区の枠組みを外して活動をしています。
本奨学金は、震災発生時に0歳だった子供が大学生になって卒業するまでの22年間を期間としてスタートしました。そのため必要な資金は総額で約10億8,335万円と見込まれています。
○奨学生の条件
東日本大震災で両親もしくは片親を失った「遺児」で大学、短期大学または専門学校を目指し高校学校長の推薦を受けた者
○奨学金の給付
入学から卒業まで毎月5万円を継続して給付し、返還を求めない
https://kibounokaze.com/ 詳細はホームページをご覧ください。