活動報告

私たち東京武蔵野中央ロータリークラブは、さまざまな職業のメンバーが
その経験と知識を生かして社会奉仕活動や人道的活動に取り組んでいます。

「会員増強月間に因んで~ロータリーは長生きの秘訣」(2023/8/24)

卓話

会員増強委員長 中里崇亮会員


親クラブの井野一郎氏のお誘いを受け、チャーターメンバーとして1983年に入会させていただきました。発足当初には心身気鋭な41名の仲間が居りました。40周年を迎える2023年にはチャーターメンバーは僅か6人となりました。40年間、吉祥寺東急REIホテルに通いつづけられましたのも皆様の好意と友情のお陰と感謝申し上げます。 

1936年生まれの私はまもなく9月に87歳になります。

1964年本堂建て替え中の10月に結婚し11月に父が亡くなり、延命寺の住職になりました。若干27歳でした。

ロータリーの良いところは奉仕の理念で結ばれた優秀な職業人から経験豊かな生き生きとしてお話を聞くことが出来ることだと思います。教養の高まりと生きる力が湧いてきます。延命寺にとっても有効になっています。建物修繕管理設計やバリアフリー化、経理税制など多いに役立っています。吉祥寺七福神めぐりは商工会議所役員をしていたロータリアンの目黒氏の発案により成功しました。

 留学生の受け入れは我が家族にとっても国際感覚を養う良い機会となりました。1989年オーストラリアのジョウジクジャデス、1893年カナダのケリーチャン、2016年榎本勝治会長の肝いりによるデンマークのニールセン・カヤなど家族を楽しませてくれました。その後、ジョウジは数回にわたり友達や彼女を連れてきてくれました。私の家族もオーストラリアの家を訪れ彼の父母とも交流を重ねました。2018年の暮れから正月にニールセン・カヤちゃんは再び我が家の家族として過ごしました。

 私は父を亡くして延命寺の住職となり60年、結婚してから60年、今年87歳となり、ロータリアンとして40年、老い先短くなりました。皆さんと過ごせる時間を大切にしたいと思います。