「関東大震災100年」(2023/8/31)
卓話
”ノブさんからのメッセージ”
朗読とアニメーションによる再現映像でノブさんの手記を読み解きながら関東大震災を追体験することで、日ごろの防災意識を高め、命を守る防災行動、共助の大切さを学ぶことができました。
日本史上最悪の自然災害と言われる関東大震災から今年は100年目の年となります。1923年9月1日、幼子2人を連れ、必死に逃げ命をつないだノブさんは何を見、どう行動したのか。避難するノブさんの判断には、突然襲ってくる大災害に対して命を守るためにどう行動すればよいか、現代にも通じるヒントが隠されていました。
動画のあと、“地震から命を守る 家具転倒対策”についてのお話がありました。
*3つのポイントでけが・火災・避難障害を防ごう
ポイント1 集中収納(生活空間を整理しよう)
ポイント2 レイアウトの工夫(家具類の配置を工夫しよう)
ポイント3 対策器具設置(家具固定により室内の安全を図ろう)
*家具転対策をしていないと起こる3つの危険
地震によるケガ人の約3~5割が家具類の転倒・落下・移動によるものです、今すぐ家具転対策をしましょう。
ケガ・・・転倒や落下してきた家具に当たったり下敷きになるとけがをしてしまいます
火災・・・倒れてきた家具がストーブにぶつかってしまったり、本棚が倒れて本が電気ストーブにふれて出火する危険があります
避難障害・・・出入口近くにあった家具が転倒した場合、扉をふさいでしまい逃げられなくなることがあります